エクセルの昔のメニューを復活させるには
下線時代はよかった
Windows 3.1の頃の話ですが、メニューやダイアログボックスのすべてのコントロールには下線付きのアルファベットが付いていました。私達はそれを見て、マイクロソフトのシステムはすべての操作をキーボードでできるようにGUIを設計しているんだなと理解したものです。
エクセルやワードも例外ではありませんでした。そして、マウスを使わないでキーボードだけでエクセルを使う方が断然早かったんです。ところが、どこのバカか知りませんが昔からあるメニューをリボンに変更してしまいました。
ツールオプションはどこだっけとか、グラフはどこだ? みたいなことになってしまったわけです。それでも、手が覚えているのでソートならALT+D SとかオートフィルターならALT+D F Fと打てばダイアログは出てきます。全部覚えてるわけじゃないので、今のエクセルは本当に使いにくくなってしまったんですよね。
クラシックメニューアドオン
グーグルで「エクセル Classic Menu」で検索してください。ダウンロードできるサイトがヒットするはずです。このアドオンをStartupフォルダーにコピーすると、下のようなメニューを追加してくれます。
完全再現ではないですが、ないより100万倍ましです。
今でもよく使うキーボードショートカット
列を選択 | CTRL+スペース |
行を選択 | SHIFT+スペース |
連続したセルの一番上下左右に移動 | CTRL+上下左右矢印 |
現在のセルから、連続したセルの上下左右に選択する | CTRL+SHIFT+上下左右矢印 |
シートの移動 | CTRL+PageUp or PageDown |
セル編集開始 | F2 |
一番上セルの内容を選択したセルすべてにコピー |
CTRL+D |
一部のセル式の評価 (F9)とか他にもたくさんありますが、もし知らなかったらググってみてください。意外と便利なショートカットがあります。